航空無線(エアーバンド)
Air Band Receiver
Sメータ回路を付けた、クエッチング音が小さい超再生エアバンド受信機

JR3KQF


50MHz超再生受信機を作っていたのですが、
エアバンドを受信したくなり急遽変更して色々試して見ました。

トランジスターは手持ちの2SC1815

回路は、 著者 鈴木憲次さん 「ラジオ&ワイヤレス回路設計・製作」の91Pの記載のものを使いました。

これがとてもFBに受信できる事から
Sメータをつけて見たいと思っています。



ポイント1は、50MHzFCZコイルのセンタータップを片方を短絡させる事。
ポイント2は、386の入力前に104のコンデンサーを入れます。
アンテナは、約60cmのビニール線でも良く聞こえます。
私は、自作の6mGPを使っていますが、
外部アンテナを取り付けても再生バランスは崩れないで高感度に聞こえます。

当局の自宅は羽曳野市なのですが、
真上を飛ぶ航空機の場合電波が強すぎるので
アンテナアッテネータを入れるとFBに聞こえます。





メーターはVUメーターとして実験しているものです。
スイッチは、104のコンデンサー入りきりです。

本当にこれが超再生受信機?て言うぐらい
クエッチングノイズが消えます。
1月1日からエアバンドを受信しながら昼寝最高ですね。


本日はここまで。


2010.1.3

なかなか良く聞こえてますが、
やぱり選択度は悪いです。
逆にダイヤルを操作しないでもいつも聞こえていてFBかも。



Sメータを取り付けてみました。
これには、ちょっと悩みました
殆ど針が変化しなかったのです、

ようやく少し振るポイントが判りました
Sメータの入力のコンデンサーは取り出し口に出来るだけ近づけて半田を行なう事、
そして一番の重要な事は、共振回路から抜き出す事です。
同じ回路でも3cmも離れると振れなくなります。




これがSメータ部の写真です。






一応これで終わり。

バリコンで周波数は100MHz〜144MHz位ですね。
でもバンド途中で発振している箇所もあります。
アマチュア無線のパケットとSSBモガモガが聞こえます。
キャリアをかけるとSSBが聞けると思います。

ACARSも恐らくパソコンで見れると思います。
結構楽しめます
1500円でこれだけ聞こえればOKですね。


2010.01.21

Sメータをもっと振らしてみたい

ちょっと実験をして見ました。

途中でクエッチングノイズ抑制SWを入れてます。

平日 夜の21時10分 非常に少ない交信です。

実験内容は、Sメータ回路の
トランジスター増幅を、もうひとつ並列に繋ぎました。
(昨日、2段直列増幅は相対的に大きくなるだけでSの変化が見られなかったです)

FBに振っています。




ハンディ受信機で同じ状態で聞こえる周波数を探すのですが
全く判りません??




再生の周波数をスペアナで探して見ました





この辺です

ハンディ受信機で探しますが、
全く??

写真は携帯で撮影の為汚くてすみません。








メーターが0点になっていないのは、再生時の発振レベルがあるためです、
ディップメーターの出力レベルにも顕著に出てくれてます。

いかに再生レベルを下げて受信するのがコツです。

クエッチング抑制のコンデンサーも良く効いてますね。

バリコンの羽が一番抜けたとこが感度の最良点でした、
その場所に130MHzが来るようにTRのエミッターとコレクター間のトリマーで合わせて、
100Kの半固定抵抗でSの変化が最大になる状態にもっていきます。

これで終わりです







注意:このホームページは全て転記禁止です、文章、図面及び写真は著作権が有ります。





航空無線(エアーバンド)