JK1BMK局の世界

往年の無線機をスケールダウン化して楽しむアマチュア無線


CQham radio 2007年2月号の別冊付録は、私の宝物です。
その本の20ページに青木さんの記事が載っています、
何度も何度も読んで素晴しいと思いました。

私のHPで紹介させて頂く事になって青木さんに感謝しております。
誰でも無線機を作る事は難しいですが、
皆さん 簡単なものからチャレンジしてみてください。
作る楽しみと50MHzAMを楽しみましょう。
TNX JK1BMK    DE JR3KQF 松永



注意:このホームページは全て複写及び転記禁止です、
写真及び図面の著作権は無線機の製作者に有ります。



自作品コンテストについて入賞


デザイン賞 TR1000ミニ(50メガDSB)トランシーバー

TR1000ミニ概要
 寸法 W180×H50×D120(実機の0.65倍)
 出力 20mW
 周波数範囲 50.170〜50.240
 電源 6V
 終段 2SC2053
 


・外観 






・内部 






・送信時の赤表示(外観を変えずに実用性を確保するため、SPパネル内に設けた)  






・主要パーツ類


青木様
デザイン賞 入賞おめでとう御座います。
TR1000は、私が開局する前の前のリグですが
シンプルでデザインがFBですね、
部品集めに苦労されたと思いますが
素晴しい出来栄えですね。
そして、私ににも同じケースを作っていただき感謝しております。
JR3KQF@松永



50.600MHz AM QRP TRANSCEIVER


今年のハムフェアにて手ごろな大きさの玩具トランシーバーを
見つけそのケースを活用することを思いつきました。

 回路
製作にあたりJR3KQF局の回路をお手本としましたのでおかげさまで送受信ともうまく行きました。
実測周波数は送信側で50.5990、受信側で50.1466で当方としてはドンピシャの範囲です。
実装の際、クリスタルのリード線長を10ミリ位で処理しましたのでわずかなズレが出たのかも知れません。
変調部はトランスを入れる余地が無さそうでしたのでFCZポケトラ方式のトランスレスとしてあります。
また、折角、50.550のクリスタルもいただきましたので周波数切り替えを
したかったのですがやはりスぺースの関係で断念しました。
 
流用パーツ 
玩具トランシーバーからの流用はケースのほかは送受切り替えプッシュ
スイッチ、スピーカー、電池スナップです。
 
苦労した点 
今回は限られたスペースですので部品配置に苦労し、幾つかは基板裏にも配置してあります。
狭い中ですので半田付けは気を抜くとブリッジを作ってしまい息を止めながらの作業でした。
FCZコイルは手持ちの殆どが10ミリ角ですのでまだ買えるものなら7ミリ物を使いたかったところですが、今となっては手遅れです。
 
まずは報告をさせていただこうと思いました。 
 
青木一郎
50.600MHz AM QRP TRANSCEIVER















2011年10月8日






拡大写真

















裏側写真にて緑に見えるものが元の基板の一部でプッシュスイッチ
(足のピッチが3.0oでしたので2.54oに合わず)とケースへの取り付け
ビス穴(3箇所)を流用するため変な形にカットしています。
 
蛇の目基板にはアース用に銅箔を貼ってありますので反対面から
パーツ類の足を差込んで("プチン"と音が聞こえそうな感じ)ハンダ付け
することにより最短距離でアースに落すことが出来ます。
2011年10月10日 21:39:13
青木一郎




青木様
写真有り難う御座います。
綺麗に収まっていますね
配線の接続は非常に勉強になります。

私も玩トラ(玩具トランシーバー)は、多く集めていました、
QRP AM愛好家であったJH4ARK局が神戸の六甲山に移動され、
私が羽曳野市のグレープヒルに登ってトイザらス980円トランシーバー(50MHz改)で、
実験をした事を思い出しました。
とても懐かしいです。
玩トラって無線少年の はじめの第一歩ですよね。
有り難う御座いました。
JR3KQF  2011年10月6日 22:10:45


青木様
真上から写真有り難う御座いました。
各局から詳細の写真のリクエストが有り
お手数おかけしました。
コンパクト化の技術を楽しみたいと思います、
本当に有り難う御座いました。
2011年10月10日 21:51:19
JR3KQF 松永





http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2010/jisaku2010/jisaku2010prize.htm から引用




http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2010/jisaku2010/jisaku2010prize.htm から引用



外観 下は既製品






送信無変調時






送信、変調掛け






内部




主要パーツ類


JK1BMK 茅ヶ崎の青木です。
構成は「石」(2SK241、2SK241、2SC1815、LM386)ですがファイナルのみ
電池管の3S4、送信時のモニター用にマジックアイ(型番は1629です)を使いました。
変調の具合で影の扇型の部分が動きますが回路的にドンピシャのものが無く
(当然ですが)ちょうど良い具合に動かすようにするところが手こずりました。
出力は110mWで50.54から50.63をカバーします。
懐かしのマジックアイを送信機に使ってみたかったのですがようやくまとまりました。



運用風景


@全体状況
3エレ八木(ブームにロッドアンテナを固定してあり、引き出せばOK)と5mの伸縮ポールです。
Sメーターを見ながら右手でマストを振ります。ブームとエレメント固定の三角形板でフロントと
バックが一目でわかります(製作時に材料が足らず三角にしたところ、副次効果となりました)。





A中景状況
マスト支持にタイヤベースは使わず車の肩付近から支持腕を出してヒモで縛ってOKです。
アタマデッカチですので風により接地部が掬われてしまうのが心配ですが
このスタイルで10数年やっていて風に倒されたのは一度だけです。
心配な時は手で押さえています(笑)。





Bセットの近景
RJX601ミニi送信機と先般載せていただいた受信機です。
メーカー機は本日の ための記念写真用です。
QSO数が少ないので鉛筆、紙ログ+電子手帳でまだイケそうです。






C横着運用
テーブルとイスを広げる手間を省く時の運用方法で、後部席に座って目の前に
受信機を、コンソール部に送信機(写真には写っていません)を置きます。
SWR計は常時セットです。





こんにちは、JK1BMK 青木さん
フリーライセンス無線のフレンド局から
青木さんはいつも移動してるよって、聞いています。
私が一人で想像していたのは、リュックサック背負って
山に登って楽しんでいる お姿でした。HI
関東は良いですね、3エリアは、寂しいものです。

山ランの方々が6mAMに興味を持っていただいたら
6mAMが広がるかも知れませんね。

今回もご無理申しまして
写真のご提供有難う御座います。
どんなスタイルで移動されているのか
参考になりました。
有難う御座います。

2010年9月5日 16:12:24
JR3KQF@松永




http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2009/jisaku2009/prize.htmから引用

1.本セットの概略です
@50メガのAM送信機、出力は17mW、寸法はW160 H80 D125(max)
A周波数範囲は50.54〜50.67。連続可変とは別に55、57、59、60、62の
 固定チャンネルあり
Bファイナルのみ真空管(12J8)
C送信時の消費電流は12V390mA(この内、8割強がヒーターに消費)

2.これを作る動機としては
@真空管での送信をしてみたかったこと
Aリュックに入れて行き、山の上で運用したかったこと
Bヒーターの点灯状態も見ていたかったこと
などです。
これらを満たそうとしましたら透明ケース方式になりました。

JK1BMK 青木一郎

















各局からJK1BMK局の作品を見たいとリクエストが有りました、
そうですよね、見たいですよね・・・・。
メールでリクエストさせて頂きました。
私は、大昔にトランスレス仕様の真空管ラジオを覗いて
何気なくバリコンを触ってしまいそれ以来
真空管は全く興味が無かったのですが、
12Vで動作するとの事で、興味津々です。
カナガワ各局が真空管の変調は素晴らしいと絶賛されていました。

JK1BMK /青木さん いつもご無理申しましてすみません
写真有難う御座いました。

DE JR3KQF/松永


「思い出リグのミニチュア化」





FB JUNIOR MINI












SKYELITE 6 MINI
AM 250mW   SSB 200mW















AM-3D

AM-3Dミニの写真です。

このときは同時進行で2台作りました。

1. 50メガのダブルサイドバンド機で70mW出力です(写真最上段)

2. 50メガのAM機で500mW出力です(3段重ねの中央)

3. 本物のAM-3Dです(下段)

AM、DSB共にトランシーバーですがAM機はこれを単独の送信機としても

使えるよう、別受信機へのジャンパー線を付けてあります






JK1BMK局 青木さんへ

写真を見せて頂いた時に
腰を抜かすほど衝撃的な感動でした。

懐かしくもあり青春の思い出のリグが蘇って、
また、プラモデルマニアの手に乗るミニクーパー感覚まで追いうちをかけられ
それがちゃんと動作するタムテックの様な
たまらない物となっております。
これ以上の魅力あるものはないでしょう。

心をくすぐる芸術的な作品は多くの方に見てもらうほうがいいのではないかと、
そんな気持ちが段々と強くなって
今回記載の件で
ご無理申しまして誠に申し訳御座いませんでした。

気持ちよく了解して頂いて感謝しております。

私もですが、多くの方が見ることによって、
自作の楽しみ・魅力・技術的な刺激に
なるのではないかと思います。

有難う御座いました。

JR3KQF@松永
            
                                 09.01.17


TNX JK1BMK

注意:このホームページは全て複写及び転記禁止です、写真及び図面の著作権は無線機の製作者に有ります。


6mAM無線機
JK1BMK


DE JR3KQF@matsunaga