コンデンサーの周波数特性確認



株式会社 村田製作所のHPから引用











0.1μF




スパン500MHz




印加点をスペアナ入力に近い場合
ディップ周波数8MHz



0.01μF


スパン500MHz





印加点をスペアナ入力に近い場合
ディップ周波数21MHz


0.001μF


スパン500MHz




印加点をスペアナ入力に近い場合
ディップ周波数33MHz



1000PF


スパン500MHz



スパン200MHz ディップ周波数136MHz




印加点をスペアナ入力に近い場合
ディップ周波数85MHz




0.1μF                                                0.1μF+ 0.01μF                                  0.1μF+ 0.01μF+ 0.001μF

100MHzまでのノイズ抑制について
0.1μF+ 0.01μF+ 0.001μFを組み合わせパスコンで行うと効果が良い
単純に合成容量で無いことが分かる。
この結果を踏まえて



ノイズキャンセラーに0.1μF+ 0.01μF+ 0.001μFを組み込んで見ようとする実験です。
リレーで送信部はスルー状態ですので
受信部のみアース間に0.1μF+ 0.01μF+ 0.001μFを組み込みます
スイッチでコンデンサー入り切りが出来ます。
キャリアでS一つ落ちます、本日ノイズがなく明日の日中のジリジリノイズが
どうなるのか?
楽しみですね。
2015年4月29日 21:29:18








トラッキングジェネレータ→スペアナ
0.1μF+ 0.01μF+ 0.001μF スイッチ OFF
フェーズVR調整なし
レベルVR調整なし
終端アンテナ系統切り替えA





トラッキングジェネレータ→スペアナ
0.1μF+ 0.01μF+ 0.001μF スイッチ ON
フェーズVR調整 有り
レベルVR調整なし
終端アンテナ系統切り替え 副アンテナライン側

0.1μF+ 0.01μF+ 0.001μFスイッチONとフェーズVR調整有りのアンド条件で無いとディップ点は出ない。




トラッキングジェネレータ→スペアナ
0.1μF+ 0.01μF+ 0.001μF スイッチ ON
フェーズVR調整 有り
レベルVR調整 有り 副アンテナライン側最大
終端アンテナ系統切り替え 副アンテナライン側



0.01μFの特性は、再現性がありました。



トラッキングジェネレータ→スペアナ
0.1μF+ 0.01μF+ 0.001μF スイッチ ON
フェーズVR調整 有り
レベルVR調整 有り 副アンテナライン側最大
終端アンテナ系統切り替え 主アンテナライン側


スペアナを使うこと周波数とレベルの関係が非常に良く分かった、
受信機だけのSメータではやっぱり把握できない。

時間帯で色々なノイズがあって6mAMだけが運用できない現状になっていました、
このノイズキャンセラーでノイズでSが振らない調整をすれば精神衛生上気持ちが楽になります、
可変式アッテネーターかもしれませんが都会ノイズでの6mAM運用には必要です。

2015年4月30日 8:26:40