6m AM ROLL CALL
TRANSCEIVER
QRP COMMUNICATION

押しピンラウンド方式
6m AM ROLL CALL TRANSCEIVER

簡単な50MHzAMQRPのトランシーバーを作って       Eスポ山岳移動しましょう!!


2008年4月29日 30数年ぶりに50MHzAMでEsにて北海道と繋がりました。

50MHzAMの局数は、もしかしたら今の合法市民無線より少ないかもしれません、それは寂しいですよね。
アマチュア無線の良いとこは自作が出来ます、
いかがですか50MHzAMQRPトランシーバーを作って
移動運用、EsQSO 楽しみませんか?
局数が少ないので周波数 50.550MHz 50.600MHzでも十分だとおもいます。

仕様

 周波数 50.550MHz 50.600MHz

変調 AM 

送信出力 9V 50mW

ファイナル2SC1815








50mWですが、ちゃんとした送信機です
アマチュア局の開局・変更申請の保証業務はTSS株式会社で行ってください。
http://www.tsscom.co.jp/



  回路図
JR3KQF50MHZAMQRPKAIRO.pdf へのリンク
右クリックでファイルを保存してください。
2010.3.7 回路を変更致しました


 配置図
JR3KQF50MHZAMQRPHAICHI.pdf へのリンク
右クリックでファイルを保存してください。
2010.3.7 回路を変更致しました


ハードディスクのクラッシュで全てのデータが消えてしまったので、
個々に修正などを記載します。



1.訂正部分がありますトランジスターのコレクターは切り離してください。





たまたまスプリアスを見たら凄いことになっていました、
原因は、RFメーター出力に入れていた4PFのコンデンサーでした。
早急に取り外しました。

QRPでも自作するときはスプリアス確認が必要です
スペアナなどの高価な測定器は買えませんが、
GigaSt v5
程度の測定器は揃えておきたいですね。
トラッキングジェネレーターも付いて簡易SGにもなる
FBな測定器だと思います。
2010年11月20日 19:23:13




回路変更で

スプリアスが改善されました。
送信出力変化無しです。

2011年1月8日 21:24:00





再生現象対策




2010年11月3日 19:35:13
赤い部分が追加部品です、220Ωがないので470Ωパラにしてます。
これによってアンテナのインピーダンス変化での再生現象がなくなりました。
アンテナ側のインピーダンスを低くして動作を安定させる220Ωの抵抗
Qダンプ抵抗 入力側のインピーダンスを押さえて動作を安定にしている100KΩの抵抗(50MHz)
参考資料は、「別冊 CQham radio ビギナーのための トランシーバー製作入門 AM SSB編」 57Pです。








GigaSt v5をSGモードにして
自作のアッテネーターを介して受信感度を調整します。





パーツリストですが、初期にキットを頒布していたもので
何度もバージョンUPの為変更が多く
完全で無いので参考程度にしてください。
正式には回路図を見て下さい。

パーツリスト
部品番号 個数 品名 備考
C1 1 セラミック 10PF又は15PF
C3,C7,C11,C14 4 セラミック 15PF
C2,C4,C9,C10,C12,C13,C15,C19,C23,C108,C109,C112,
C113
11 セラミック 0.01μF 103
C6 1 トリマー 40PF
C8,C18,C20,C24,C25,C26,C27 7 電解コンデンサ 100μF
C16 1 セラミック 0.068μF 683
C17,C21,C22,C28,C30,C105,C106,C111 9 電解コンデンサ 10μF
C29 1 セラミック 0.047μF 473
C31 1 マイラー 0.039μF 393 高音カット
C103 1 セラミック 4PF
C104 1 電解コンデンサ 1μF
C107,C110 2 電解コンデンサ 220μF
R1, 1 カーボン 47K
R3 1 カーボン 100Ω
R4,R14 2 カーボン 470Ω
R5,16 2 カーボン 100K
R7,R9,R17 2 カーボン 1K
R10 1 カーボン 2.2K
R12 1 VRカーボン 10K 可変抵抗
R13、R18 1 カーボン 10Ω
R15 1 半固定カーボン 10K マイクゲイン
R20 ※1MΩのカーボン抵抗を直列に繋いでもOK 1 半固定カーボン 10MΩ
L1 1 UEW ローパスフィルター 0.8mm
L2 1 UEW ローパスフィルター 0.8mm
L3 1 FCZ研究所 10S50
L4 1 FCZ研究所 10S50
L5 1 FCZ研究所 10S50
L6 1 FCZ研究所 10S50
L7 1 FCZ研究所 10S50
L8 1 FCZ研究所 10M455
CF1 1 セラミックフィルター CFSFZ455G相当
CFUS455F    ¥210(本体200、税10)
   
4素子、12kHz幅、村田 3端子 

CFULA455KH1AーB0  ¥220(本体210、税10)   4素子、6kHz幅、村田 3端子 CFUSの新型

SW1 1 1回路1接点 電源SW
SW2 1 2回路2接点 送受信切替SW
SW3 1 2回路2接点 チャンネル切替
ケース ゴム脚付き 1 アルミケース TE-317 テイシン電機 
銅板基板 1
Sメーター 1 200μA相当品

キャリブレーションさんに良いメーターが有ります。
900円


ミニ電池チェッカー ノーブランド CV-05が
最近、200円程度で販売されている情報が
有りました。(2010.03.06)
マイクケースにもなりお勧め。
取付済 ツマミ 1
X1 1 水晶 50.550MHz 刻印 特注品 50.544MHz
X2 1 水晶 50.600MHz 刻印 特注品 50.594MHz
X3 1 水晶 50.095MHz 刻印 特注品 50.089MHz
X4 1 水晶 50.145MHz 刻印 特注品 50.139MHz
Q1,Q2 2 トランジスタ 2SC1815 Y
2SC1815ーY ¥27税込み 5ケ¥105
サトー電気
Q3 1 トランジスタ 2SK241 GR
「イーエレ」
店にて沢山在庫が有ります。
Q4,Q6,Q7 3 トランジスタ 2SC1815 GR
2SC1815-GR¥27税込み 5ケ¥105
サトー電気
T1 1 トランス ST-32相当 デジットでも買えます
IC1 1 AM受信専用 LA-1600
「イーエレ」店にて沢山在庫が有ります。
三洋
IC2,IC3 2 アンプ LM386
IC4 1 三端子レギュレタ 7805 1A
IC5 三端子レギュレタ 7809 1A
D1 1 発光ダイオード LED赤
D5 1 発光ダイオード LED緑
D6,D7,D8 3 ゲルマニュームダイオード 1N60
MJ1 1 ミニジャック マイク用 2極
DCJ1 1 DCジャック 外部電源用 3極
MJC1 1 M型Jコネクタ ネジ取付タイプ
ケーブル
スタンド完成品 1
スタンド取り付けワッシャ 4
DCプラグ 1
スピーカー 1
  K1 SP線(スピーカケーブル)平行線 1 300mm
  K2 Sメータ線平行線 1 300mm
  K3 クリスタル配線用スズメッキ線 4 60mm
  L4 L5からSW2までの同軸ケーブル 1 同軸ケーブル50Ω  1.5D-2V 80mm
  K5 MJC1からSW2までの同軸ケーブル 1 同軸ケーブル50Ω  1.5D-2V 250mm
  K6 L2からSW2までの同軸ケーブル 1 同軸ケーブル50Ω  1.5D-2V 290mm
  K7 DCジャックからSW1からSW2配線 1 300mm
K8 緑LED配線 1 300mm
K9 ボリューム配線 3平行線 1 300mm
K10 MJC1からDCJ1から送信がわアース メッキ線 1 100mm
K11 マイクジャック配線 シールドケーブル 1 150mm
K12 チャンネル切り替えSWコモン線 2 60mm
K13 予備線 平行 1 300mm




6m AM ROLL CALL TRANSCEIVER CLASSIC
Sメーターは、100円電池チェッカー




ケースはCBジャンク品を利用しました





パーツについて


水晶について


TX:
50.550MHz 3オーバートーン
50.600MHz 3オーバートーン

RX:
50.550MHz-455kHz=50.095MHz 3オーバートーン
50.600MHz-455KHz=50.145MHz 3オーバートーン


             

ヤフーでの頒布は終了しました。
全て配布は完了しました。






自作のものは、ロータリースイッチで、現在3CH仕様になっております。
当局の50.620MHzの水晶は、FCZのスポット受信機と10mWQRP送信機の水晶を使っております。
FCZの水晶と当局の水晶は、約1KHzズレテおります。基本的には、どちらもFCZのコイル調整で周波数が刻印と一致するのですが、混在するとどちらかが約1KHzずれることになります。
当局は、50.550MHz 50.600MHz を基準としてますので50.620MHzは、50.621MHzとなっております。
これでも、Esシーズン毎週の様に50.621MHzでJR8DAG局と交信出来ております。



セラミックフィルターについて

LT455GUを採用致しました。
LT455GU.pdf へのリンク
脚の配置はPDFを見てください。

代替では、
サトー電気
http://www2.cyberoz.net/city/hirosan/l.html
CFUS455F    ¥210(本体200、税10)
4素子、12kHz幅、村田 3端子 CFU型と同サイズ、同性能
この位のものが良いと思います。



変調について
6m AM ROLL CALL TRANSCEIVERは、2種類存在いたします。

これが初期タイプ


これが後期タイプ

後期タイプは、
386の電解コンデンサーがありません。
R1がパラである。
・変調の改善にともなって電解コンデンサーはありません。
・電源ラインのR1 47Kの抵抗をパラにして電圧をあげました。
これは、水晶の配線が長いので目的の周波数が下にでる現象がありました。



ICB−680 ICB770の深い変調の様に変える実験を行いました。



初期タイプで行うと深い変調がかかる事を確認できます。
9V電圧では出力30mWで
L3コイルに印加電圧がダイオード(10D1)電圧分下がるので
500Hz周波数が下がる現象が現れます。
ST−32の二次側に12Vを加えるとパワーは70mW以上を確認しました

但し、12Vを送受信の切り替えが必要です。
TSSの変更が必要です


しかし、後期タイプで行うと異常発振が起こります。
色々触ってみましたが原因不明です。

Q1のコレクター電圧9V以下では周波数が下にズレルので注意が必要です、
つまり、局発部に軽く9Vで変調をかければ深い変調が得られるようです。


側波帯が広がり他の局に迷惑をかけていないのか?

ここで分かりやすくて良い資料はないかを探してみました、
FCZの寺子屋シリーズキット 50MHz AM オールインワン送信機 (取り扱い会社 キャリブレーション)
この説明書に変調の調整のやり方が詳しく記載されています。
オシロスコープとQRPパワー計が必要ですが、
耳に頼らないで100%変調が波形で分かります。
是非この方法で調整して見てください。




基板について

押しピンラウンド方式

押しピンを使った基板です。
トランジスター、FETは逆さまで取り付けます。
配置図に描いたと通りに作ってください。




製作記事は、ここをクリックして移動してください。

製作記録




自作のSメーター







Sメーターの目盛りを作って両面テープで貼り付けました。


Sメーターは、無線のシズルである!!
見えない電波、相手局の気配がもっとも感じられる
そんな窓なのです、
自作機にSメーターは絶対欲しいです。




DE JR3KQF

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2008/2/10記載