License free radio eQSO Interface
2014年12月12日 20:43:22 基板裏面の写真でトランジスターの記号図を修正

   License free radio 特定小電力トランシーバー音声デジピータ



特定小電力トランシーバー 音声デジピータ


ウオルボックス に[アルインコ/ALINCO] DJ-R20D を入れて屋根馬に乗せて設置しております。
音声デジピータとeQSOに使用


オウム返しのソフトをヤマグチAN77局に教えて頂きました。
eQSOのインターフェースで使えます。
http://blogs.yahoo.co.jp/yamaguchi_an77/66376363.html
http://www.softango.com/simplex-2-1-9.html

動作OSは、古い98でも動作確認致しました。




実際に使って見ると非常に面白いです、
特定小電力トランシーバーで交信相手の少ない地域では、QSOは、なかなか出来ません、
そんな地域に、この音声デジピータを地上高の高い場所に設置すれば皆が楽しめます。
ライセンスフリー無線の特定小電力トランシーバーでQSOとか10mWQRPの実験など
設置ユーザーは自宅でも移動先でも使用できます。
一番良いことは、値段の高いレピータ対応機でなく安い特定小電力トランシーバーが使える事です。



配線の全体図です。詳しくはここを参照願います
この図を描いた時は、どのパソコンもシリアルコネクタがついていましたので簡単に接続が出来ましたが、
今のパソコンには、シリアルポートがないのでUSB−シリアルコンバーターが必要です。
お勧めは、「かながわZ489」局に教えて頂いたケーブルです、900円とは驚きの価格です。







当局はSRC06-USBを使っています、購入したときの価格は3500円でした。



ドライバーインストールが必要です
完了したらどのCOM番号に割り当てられているか確認してください。



私のPC Windows Vista の設定時COM確認をした画面です。




インターフェースの回路です
簡単に仕組みを書きますと、
パソコンで録音された音声が出力されると同時にRTSのH(信号が有る)になりダイオード1588に5V電圧が印加されます
100Ωの抵抗を通過して2VになりLEDが点灯します。並行して2.2KΩの抵抗を通過してトランジスターのベースに
電圧がかかりコレクターとエミッター、無線機の送信マイク回路が閉回路になり特小はPTT ONで送信になります。
PCヘッドホン端子から特小マイクに音声信号が流れます、電解コンデンサはカップリングコンデンサーとして直流を
防止しています。
パソコンで録音された音声が出力無い場合RTSはL(信号が無い)でトランジスターは動作しません、特小からの音声をPCは常
に待っています、特小が電波を受信してスケルチが解除されPCに音声信号が入ると音声デジピータのソフトがあるレベル以上
になるとネット上に流す仕組み(VOX)が動作します。つまり回路の上側は、スルーで直結されています、可変抵抗器は
負荷を与えて音声レベルを合わせています。経験から半固定抵抗がなくても抵抗5KΩ2個を直列で繋いで結線に信号を
入れても十分使用可能です。今回の基板も半固定抵抗は、センター位置で調整はパソコンと無線機で行えます。


これまで、基板調整時にネット上で誰かが喋るとRTSのH(信号が有る)になりダイオード1588に5V電圧が印加されているかを
テスターで確認していましたが、LEDを追加するだけでその手間がなく便利です。






ダイオードの極性に注意願います。




       
      PCイヤホンは、PCヘッドホンと同じです。
       ハム音対策として全てシールド線を使用すること。
       PCイヤホン PCマイクは、3極のものを必ず使うこと(2極を使うと音が出なかったりパソコン内で短絡(ショート)状態になり壊れます。
       シールド線側が下側の端子(アース)  信号線は一番の端子に繋ぐこと





一カ所手動で穴を追加した部分が銅箔剥離箇所があります。


 「特定小電力トランシーバー 音声デジピータ インターフェース基板」

・加工済み基板1枚 
・RS232C Dサブ9ピン メス 1個
・2SC1815 Y、GR 1個
・20KΩ 1/4W カーボン抵抗 1個  今回は頒布品は金属皮膜抵抗です。 赤黒黒赤黒(本体水色)
・2.2KΩ 1/4W カーボン抵抗 1個 赤赤赤金(本体茶色)
・10KΩ半固定抵抗器 2個  今回古い方式の物です、調整は殆ど致しませんのでセンターに合わせてください。
・ダイオード 1588相当 1個
・電界コンデンサ10μF 25V耐圧 1個
・LED 赤 小型 1個
・100Ω 1/4W カーボン抵抗 1個  茶黒茶金(本体茶色)

下から見たときです エクボと覚えてください。



ここに詳しく書かれたHPがあります 絵をクリック


ここに詳しく書かれたHPがあります 絵をクリック


ここに詳しく書かれたHPがあります 絵をクリック



無線機のマイク入力がミニミニジャック(2.5mm径の端子)のモノラルで回路がPTTとマイク兼用の物なら
使用できます、実際にアマチュア無線eQSOで私が使っていたDJ 460SXです。

無線機について



送信は、ミニミニプラグで2極
受信は、ミニプラグで2極



送信は、ミニミニプラグで3極
受信は、ミニプラグで2極

これらが使える特小機ならeQSOに使えます。












つまり、アルインコの物はなんでもOKです。
http://www.alinco.co.jp/product/prod_list.html?c=50




資料





初めてのゲートウェイを設置した屋根裏部屋のeQSO
10年前かな・・・


30秒機であったのでPICで25秒毎に送信をオフをするプログラムを走らせていた。







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