ファイナルに2SC1815を使った再現性の良い50mW AMトランシーバーを作りました。
楽しく作って しかもEsで北海道とQSO出来ました。
QRP COMMUNICATION
DE JR3KQF
「6m AM ROLL CALL TRANSCEIVER」の製作手順を
ホームページに順次、記載していきます。
1.簡単測定器シリーズ
50.550MHzスポットマーカーを作ろう
一台作っておけば受信感度調整、周波数調整など
非常に重宝します。
2.生基板と押しピン・ランド方法で組み上げる
6m AM ROLL CALL TRANSCEIVER
50.550MHz 50.600MHz 2CH 50mW QRPpp
EsQSO 宜しく御願いします。
DE JR3KQF
6m AM ROLL CALL TRANSCEIVER CLASSIC
作るのはこれです
100円電池チェッカーで作ったSメーター
フロントパネルの丸穴加工が楽なので丸型メータを採用致しました。
1.簡単測定器シリーズ
50.550MHzスポットマーカーを作ろう
一台作っておけば受信感度調整、周波数調整など
非常に重宝します。
マーカー
これは、以前頒布したキットです。
もう皆さん作られましたか?
こんな測定器(発信機)ですが、100%使い込んでおります。
SGみたいなFBな測定器があればいいのですが、
FT-817に無線機にダミーをつけても強力で
受信感度の調整がうまくいきません
そんな時に、これぐらいのマーカーがあれば助かります。
また、周波数を合わせるのも便利です。
製作前に発振するかを確かめて見ました。
3Vで50.550MHz
良好です。
このマーカーの水晶は、
精度±30ppmで、
配布したりオマケにしたり粗品にした
あの水晶です。
MHzの刻印の無いものです。
MHzの刻印のものは精度±5ppmの物です。
MHzの刻印のものはピア-スCB用で6KHz下にワザトズラシテ
水晶を作成していますので
6m AM ROLL CALL TRANSCEIVER
50.550MHz 50.600MHz 2CH 50mW QRPpp
専用です
電圧が9Vから12Vです
一応、パーツ箱から関係のありそうな部品を
集めてきました。
ICソケット ディップSW?
これは、水晶を8パラまで繋いだらどうなるか
実験用に組み込むことにしました。
周波数の調整は、コイルのコアーとトリマーで合わせます
安定度も良くFBに動作してくれてます。
これでアンテナを付けてキーを叩けばモールス送信機ですね
8ch機になります。(HI)
皆さんも測定器として作っておきましょう。
フレンド局から頂いたRJX−601(下側)もマーカーで
50.550MHzに合わせられます。
生基板と押しピン・ランド方法で組み上げる
6m AM ROLL CALL TRANSCEIVER
50.550MHz 50.600MHz 2CH 50mW QRPpp製作
先ずは、
当初左側の銅板で作ってましたが、
値段が高く取り扱いで怪我をしやすいので、
生基板で製作します
(右側)
生基板は切らなくてよいものを探してきました。
銅板よりも安いのでFBです。
ケースは、スタンダードのTE-317です
安くて大きさも手ごろです。
ゴム脚は瞬間接着剤で行う予定です。
さて、Sメーターとマイクケースです
100円乾電池チェッカーです
今は100円店から品物が消えましたね。
部品を想像してスケッチを行い配置を決めました。
スケッチから1cmのマス目を決めてFCZコイル、押しピン、IC、トランス、386、コイルなどの位置を決めました。
鉛筆でマス目を書きます
次に
ケースに置いて位置決めを行います
電動ドリルでネジの穴を2箇所穴を開けます
3mmのネジが入る穴です
シャーシと基板が繋がるアースの大切な穴です。
下に段ボール箱をひいて作業してください。
これで準備OKです
もうこれで殆ど完成したと同じです!
FCZコイルの上部をサウンドペーパーで磨いて平らにします。
先ずはここに置いて半田付けをします。
方向を間違えないように注意してください。
半田付け時にFCZコイルが動くので、錘の代わりにコネクターをのっけて半田するのもよいかも。
脚の向きに注意して下さい。
対角に半田付けして下さい。
さてLA−1600を取り付けます
L6の側面に両面テープを貼り付けます。
LA−1600を貼り付けます。
ICの1PとFCZコイルの端側のピンの位置を合わせます。
さて次はセラミック455フィルターです。
これも両面テープで貼り付けます。
ICと半田する箇所はやっておきましょう。
ICの1P 7Pです。
さてIFコイルですが、これだけは下からコアーが回せないので
通常の取り付けと同じです。
こんな感じで前処理をやってください。
この処理はラジオペンチで行うのですが、
脚の根元に負荷をかけないで脚の真ん中を直角に曲げるのがコツです。
アースの脚はそのままです。
一応テスターで導通確認をして下さい。
後で断線していた時に交換は大変です。
ついでに全てのコイルも導通確認しておきましょう。
先ずは、基盤に半田を盛っておきます。
そしてコイルのケースに半田をして下さい。
こんな感じですね
セラミック455フィルターからのラインも半田しましょう。
386取り付け台を2個製作します。
2cm×1cm 高さ0.5cm
切り込みを入れて半田付けをします。
3P 4Pをグランドに落とします。
トランスを半田付けします。
デジットで294円の物です
中国製の物らしく在庫は有るそうです。
1.2K:8Ω
当初違うスペックで試作をしたのですが
これが一番適していました。
タップの方向に注意して半田して下さい。
さてさて
次は、押しピンです
100円店で売られてます
ピンの反対面が平らなものが良いです。
無ければ平らにします。
やり方
アルミ板をコンロの上に置いて
弱火手温めます
その上に押しピンをラジペンで挟んで
平らに溶かして加工します。
軍手などをして火傷に注意して行ってください。
10Sコイルと押しピンはベストコンビです、
高さも同じくらいで
高周波には有利です。
針の部分はカットをします。
目に入らないように防護メガネをかけて作業してください。
瞬間接着剤は良いものを使ってください、
お勧めはアロンアルフア プロ用です。
こんな感じで取り付けてください
重要です
送信周波数の調整でドンピシャ時
L3のコアーは少し下に突き抜けます
そのため、メッキ線などで下駄を履かせて
コイルを上に上げなければなりません。
高さ的に5mm程度です。
http://sky.geocities.jp/osakajr3/newpage13.htm
回路図に記載されています。
1cm角の四角のリングを取り付けました。
実際には5mm程度が良いです
リングの上にFCZのコイルを置いて半田を行ってください。
反対から見るとこんな感じです。
銅板の残り板でこのアースL金具を作ってください。
寸法は写真から読み取ってください(大体でOKです)
T型フィルターのトリマーを半田します。
40P 黄色のマークです。(色弱かオレンジにも見えます)
コイルを巻きます11回
数えてみてください11回ありましたか?
私は以前失敗して
線を無駄にしました。
直径8mmのパイプが必要です
T型フィルターのコイルとL金具を取り付けてください。
コイルが付きだすと通信機らしくなりましたね。
三端子レギュレター用L金具を付けてください。
1.5D用同軸ケーブルのアース側接続L金具を取り付けてください。
大まかな部品はこれで終わりです。
では、電子パーツを組み込んで行きましょう。
回路が組みあがって閉回路になり、
通電をすると回路は命を吹き込まれ通信機となります。
楽しみですね。
15Pのセラミックコンデンサーを付けて行きましょう!
脚を巻く感じで取り付け、半田をします。
本日は、ここまで。
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